各種シミ抜き剤

 

シミ抜きガン使用溶剤として「ブロウNA」を販売しています。
塩素系溶剤を使用しない炭化水素とアルコールの配合成分で可燃性があります。
アルコール成分として40%配合しKB値は90です。即乾性があり輪ジミに
なりにくく洗浄性も高いので喜ばれており、価格も比較的低価格になっております。

シミ抜き剤として代表されるもの
k-1・・・化粧品材料を取り入れた安全性の高い油性シミ抜き剤です。
特徴としては、ほとんど揮発性がなく、ペンキ・プリントの除去においては
塗って放置したあと水道水の蛇口で流せば除去できます。
又頑固な油汚れは蒸気を併用することでかなり除去性は高いです。
ドライでインク爆発の際、インクの部分に塗り少し放置した後、再洗いすると
除去できます。

トリオ・・・どの繊維に対しても使用でき、油性・水溶性・色素の除去に効果が
あり、パートさんでも安心して使用できます。

ピンキー・・ジメチルホルムアミドが少し配合されていますので
アクリル・アセテート・ウレタン系合成皮革には使用できません。
ピンキー」は移染処理、インクの爆発にはかかせないシミ抜き剤です。

ブラットールクイック酵素・・・血液を30分以内に除去する事を目標に開発した商品です。
ただ血液の処理だけでなく、食べこぼし・タンパク質汚れの除去に
関しても効果があります。特にネクタイのほか染色の弱い商品は
漂白すると、すぐに脱色します。
しかし「ブラットール」・「クイック酵素」の組合せでは全く脱色せずに
除去でき、あらゆる繊維に対しても使用できます。

シミナックスα・・・過酸化水素との併用で漂白処理を行います。
特徴としてはPHが中性で漂白力が強いです。
繊維により漂白剤の濃度を変える(水で希釈度合をかえる)ことにより安全に使えます。

【実施例】
・カビの除去
黒カビが多く発生している商品をテストしてみました。全面に黒カビが発生した衣類に過マンガンを
使用する方法や過酸化水素でのつけ込みなどを試してみましたが全く取れない商品でした。
しかし「シミナックスα」と過酸化水素を1:1で混ぜ水で10倍に希釈したものをスプレーする。
これを10回ぐらい繰り返すと色が黒・褐色・オレンジ・レモン色に変わり、最後は無色化して除去
できました。(30分ごとにスプレー)ただしウール系統はある程度にしないと繊維が脆化する
ので注意が必要です。同様の方法で毛染めの処理もこれで行なえます。
ほとんどの黄変はこの放置方法でかなり除去できます。

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製品の詳細な使用条件などは、各カタログをご覧ください。
製品に関するお問合せは同社まで(06-6438-7305)