シミ抜き&色かけ技術で離客を防ぐ

クリーニング業も技術がなければ生きのびる事が出来ない状況になってきました。
しっかりとシミ抜き、色かけ技術をマスターしてお客様に喜んで頂ける様に
していきましょう。
今回は色修正材料及びシミ抜き、色修正事例をご紹介したいと思います。

「色かけ50色セット」は直接染料で作っているので
絹・麻・レーヨン・シルク・ウール・ナイロンと
適用範囲が広く、使いやすいです。

色の種類が豊富で色合わせの時間が短縮できます。
色が合っていない場合はトリオで除去できます。
60℃の乾燥でさらに定着し、ダイプラスをスプレー後
乾燥処理することでより定着します。
(アイロン処理でも定着できます)

「色かけ50色セット内容はこちら」

「顔料セット」
衣類・カバン・靴 すべてに使える。
一般的に顔料は、顔料・樹脂・粘膜剤などで作られているために
色合わせや風合いの調整などが難しい為、松井化学では
顔料・樹脂などを別々にしています。
顔料だけで色調整(染料感覚で)でき、風合いにあった
樹脂の選択で艶のある仕上り又は、マットな仕上りなど
風合いを調節できます。

シミ抜き事例集

インクのシミ抜き事例

ピンキーによるビーカー処理では、インクが溶けだします。つけて置くだけでキレイに取れます。

ペンキのシミ抜き事例

インクと同様にピンキーでビーカー処理を行いました。
シミ抜きでは白いペンキが衣類の中に入り、キレイに取れませんが、この方法ではキレイに取れます。
ビーカーには白の顔料が出ています。

 

黒カビのシミ抜き事例

すごい黒カビですが、シミナックスαと過水1:1に混ぜ水で10倍に薄めたものをスプレーする。
2時間ごとに5回ぐらい行う。 色は黒からベージュ、レモン色を経て無色化します。

 

◆色修正事例「色かけ50色セット」(染料)
 

染料のオレンジ色をエアブラシでかけ手で撫でながら色を浸透させ修正

◆色修正事例「顔料セット」(ナノ顔料)

塩素による脱色は顔料しか直りません。筆塗りではテカリが出るのでエアーブラシでかけます。
黒は地色にかけても影響ないです。黒5:スカイブルー1:緑1の配合にアクリルシリコンを入れ修正。