今年評価の高かった商品の用途と使い方

こじろう
水洗いにおいて油性汚れの除去の向上、わきが、獣臭、香水等の除去において評価を得ているという

●衛生加工処理
コロナ禍、衛生加工の必要性が大きくなっている。バクタックシリーズがこれに該当し、ウイルスに対しても検証済み。
石油系の「バクタックD-ホワイト」、石油・パーク・シリコン・フロンすべての溶剤に使用できる「バクタックARホワイト」、水洗い対象の「バクタックL-ホワイト」がある。

●移染防止用洗剤
最近は、色の出やすい商品が多い。色が出たり移染してしまうと、その処理に手間どり大変な事になる。色が出そうで危ない商品は、安全な洗剤を使用することが大切。
そこでおすすめなのがゆかた、ハッピ、ウール、シルク等 染料の明確な衣類に対しては「MC-フィックスⅡ」。
その他、染料の種類がわからないプリント地、ジーンズ等すべての染色に効果がある「MC-マジカル」を使用すると安心だという。

●シミ抜き
テトラ」を使用する人が「かなり増えつつある」と同社。マジック、血液、タンパクを含む黄変に対して、優れた効果がある。
まず「テトラ」で処理して、それ以上効かない場合は「ラストカット」での処理となる。この場合「ラストカット」は、水で10倍ぐらい薄めたもので十分。これで取れなかったものは漂白処理を行う。

●ウエット用洗剤
「これからは家庭で洗っても取れないシミ、汚れを除去できる事がクリーニング業として大切であると思います」と同社。その場合どうしても必要なのが水洗いの技術。それに適した洗剤、全体漂白を行う事が重要だ。ウエット洗剤としては、「アクア・MC」と「アクア・フィニ」「アクア・アルティメット」「MC-マジカル」を使って処理を行う。又、全体漂白としては、「Q-パワーアップ」・「Q-パワーアップN」・「MC-スキットQ」を用いる。