新商品のお知らせと、春シーズンを迎えるにあたっての防虫加工について

この度、新商品MC-エレノンWを発売致します。
MC-エレノンWは静電気によりパチパチする現象、まとわりつきを抑え
又㏘2.5、花粉など微細浮遊物の付着を抑えます。
使用方法は水で10~20倍にうすめ軽くまんべんなくスプレーして頂くと効果を発揮致します。

MC-エレノンWテスト動画

春のシーズンを迎えるにあたり防虫・防ダニ加工は15年以上要望が増え
今や加工の定番となりつつあります。
それだけ、多くのご家庭では、虫食いに悩まされている訳です。
そんな、お客様の虫食いのお悩みを、防虫加工で解決してあげましょう。

■クリーニング需要が減少している現在、防虫加工で売り上げアップを!
衣類の防虫・防ダニ加工についての条件とは
一、安全性が高いこと
二、無臭であること
三、効果において持続性があること
四、加工が用途により簡単に出来ること
五、コストが低価格で出来ること
などが挙げられます。
安全面からいいますとピレスロイド系防虫・防ダニ剤の中でも特に安全性が高く
繊維業界でも布団綿、布団の側地などに防ダニ剤として使用されております。
他の防虫剤と併用しても変色の心配がなく安心して使用出来ます。
一般的にタンスに入れる防虫剤は、揮発性が高くガス化して効果を発揮しますが
松井化学の防虫剤は揮発性が少なく、臭いもほとんどなく、人体への安全性が高いです。
また、不揮発性の物質なので防虫効果は次回クリーニング時まで持続します。
しかし加工した衣類においては効果がありますが、一緒に収納していても
加工されていない品物については効果はありません。

■加工方法
モス原体」は、水溶液なので水中のつけ込み、水希釈スプレーで加工できます。
カタログでは、ドライ用全品加工としていますが、基本的には新液の石油には
溶けません。ソープが入っていれば可溶化し溶けるようにしています。
使用するソープとしては、防虫剤配合のMC‐セレクションBW・クリーンCA-SPがあります。
使用方法は、ドライ溶剤100ℓに対して「モス原体」30㏄を溶かしこむと全品加工になります。
水につけ込む場合は、4000倍希釈(水40ℓで10㏄)
スプレーする場合は、400倍に水で希釈してスプレーします。
多少のムラ付きはあっても結構ですが、表裏にスプレーして下さい。

モスコンク」は、「モス原体」を利用して石油に溶解できるようにしたもので
濃度は「モス原体」を100%とすれば50%品です。
加工方法は乾燥機でのスプレー加工(モスコンクを石油で200倍に薄めたものを
一着当たり40㏄スプレー)
ベースタンクから石油を汲み上げ、バッチ加工が出来ます
(くみ上げ溶剤50ℓに対してモスコンク25㏄添加して加工)

防虫効果としては、全品加工の場合、約70%の効果。乾燥機によるスプレー加工は
90~95%、バッチ加工はほぼ100%に近い加工になります。

その他、依頼点数が少ない場合には、「モスリペラント」を石油で10倍に薄め
スプレー加工するものも用意しています。

加工コストで考えると
モス原体」を使用した全品加工の場合は一点当たり1・5円
モスコンク」を使用したスプレー加工は3~4円
いずれも、防虫加工依頼品をまとめて処理するとコスト低減になります。