漂白助剤「シミナックスα」

「シミナックスα」は㏗8.4と中性に近い漂白助剤で、口に入れても安全な材料です。使用方法としては、過酸化水素と併用して 漂白します。過酸化水素は、弱酸性で分解しない様に安定化されています。そして添加するアルカリ剤により過酸化水素の活性度は大きく変わります。例えば炭酸ソーダ(過炭酸ソーダ)、重曹、ケイ酸ソーダ、アンモニアなど、しみ抜きで使用する漂白剤としては、繊維・色の脱色を考えると㏗は中性に近く漂白力の強いものが理想です。「シミナックスα」は、これらのことを兼ねそえた漂白助剤といえます。漂白力の強さは、醤油のシミ、ワインなどでテストするとよくわかります。「シミナックスα」と 過酸化水素を混ぜたものをシミの部分にドライヤーで乾かすと繊維が焦げたり、燃えたりすることがあります。これは過酸化水素の漂白力を最大限に発揮していることだと思われます。従って水で希釈して漂白力を弱めればいろんな使い方が出来ます。

詳細な使用方法を例に紹介します。

通常の漂白処理
「シミナックスα」と過酸化水素を1:1に混ぜ2倍に薄めたものをぬりスチームガンで漂白する。(漂白処理は無理をしない。)ラストカットは、サビの場合は原液で使用、漂白処理の後は水で2倍に薄めたもので処理します。ラストカットはフッ化水素系サビ取りと異なり揮発性がないので必ず水でよく濯いで下さい。これで結構、黄変は除去できます。

②ワイシャツなどの取れにくい黄変
つけ込みにて60℃以上の漂白処理、シミ抜き台での漂白処理でもとれない黄変があります。
この場合、①の条件の希釈にて (シミナックスαと過酸化水素を1:1に混ぜたものを倍に水で薄め)ハケで塗り家庭用スチーマー、pickup4 ③

アイロンの蒸気をあてれば除去できます。これは頑固な黄変も除去するのに蒸気のエネルギーが不足しており蒸気温度が高くないと除去できません。

③ワキなどの黄変処理
「シミナックスα」と過酸化水素1:1のものを水で10倍にワキの黄変部分にスプレーしたあと薄めたものを家庭用スチームガンで処理する。シミ抜きで何時間もかかるものが一分程度で処理が終わる。残った黄変はぬるま湯にラストカット0.2%入れつけ込む。

④放置によるシミ抜き
色のはげやすい場合は「シミナックスα」と過酸化水素を9:1に混ぜた液を塗って放置する。30分程で濯ぐ。

⑤カビの除去
通常の条件でカビは除去できる。又全体にカビがある場合は1:1に混ぜたものを水で10倍に薄めスプレーし放置する。(黒カビや、こげ茶色のカビはオレンジ色を経てレモン色になり、そのあと無色化する)

製品の詳細な使用条件などは、各商品のカタログ及び説明文をご覧ください。