浴衣の洗いの移染事故

浴衣の洗いで心配なのが移染の問題ですね!
全ての浴衣などが色落ちする訳ではありませんが、現実、クリーニング工場では浴衣やハッピなどの数々の
移染事故が発生しています。
基本的に浴衣の洗浄は、酢酸などで色止めして中性洗剤で洗うのが一般的ですが、それでも色が出で
移染事故が多く発生しているとクリーニング店さんからよく聞きます。
色が流れるので洗剤を入れずに、水だけで洗ったり、洗わずにのり付けのみを行ったりとクリーニング屋さんによってそれぞれですが・・・・・・・
でも、色止めして洗う洗剤があるのをご存知でしたか?

色止め剤(フィックス剤)入り中性洗剤 MC-フィックスⅡ(ゆかたその他、色物洗い用洗剤)

MC-フィックスⅡは、浴衣、パッピ、紅白の幕など色物などを洗うための中性洗剤です。
(直接染料・酸性染料・反応染料に効果があります。)

特 徴 色が出て洗えなかった色物を洗うことができます 染色された色を長持ちさせます 効果があるのは直接染料、酸性染料です 。
成 分 カチオン系界面活性剤 カチオン系樹脂/水
性 状 概 観  黄色透明液体  荷 姿 4㎏ポリ容器/16㎏タフテナー  価格4,500円(定価)/17,000円(定価)

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フィックスⅡの色止め効果

フィックスⅡは、フィックス剤配合のカチオン系中性洗剤です。
【フィックス剤】 固着剤の一種で、直接染料染色物などの湿潤堅ろう度を増進するのに用いる主として有機化合物からなる薬剤 洗浄力や風合いは、アクアMCに比べ劣りますが、色止め効果は非常に優れています。
ほとんどの衣類の染料は、アニオン系の染料を使用しているのでカチオン系のフィックス剤が非常に有効なのです。
MC-フィックスⅡは、染料を水に溶けないようにする働きをし、色が流れにくくします。
ただし、カチオン系の染料や顔料には効果はありません。

フィックスⅡの使用方法

浴衣の洗い方・基本洗浄(フィックスⅡの使用方法)

常温の水を入れ、水量の0.2%のMC-フィックスⅡを投入し、よく撹拌します。。
【例】 水量30リットルに対し、60ccを添加。
*洗濯機の一例 衣類を数分~洗浄します。 注:衣類にフィックスⅡを直接かけないで下さい。
必ず、フィックスⅡを入れよく撹乱し、衣類を入れてください。
長時間の洗浄や水温が高いと移染しやすくなります
洗浄後、軽くすすぎ、のり付けを行い脱水し、自然乾燥します。

浴衣の洗い方・洗浄力を上げるには・・・

汚れ部分に前処理(前シミ抜き)を行う 浴衣のエリ部分などの汚れには、前処理を行うと効果的です。
前処理には、アロマスポットⅡ(ノニオン)又はこじろうの使用がおすすめです。

注) 前処理剤使用時には、必ず色落ちテストを行ってから使用してください。

前処理剤で色が流れる場合はあります MC-フィックスⅡの水溶液に過酸化水素(35%)を入れます。
衣類の汚れ具合に合わせて、過酸化水素の量により漂白力を調整して下さい

【例】 ぬるま湯40ℓに、過水100~300cc添加

移染は、温度が高いほど、アルカリが高いほど発生しやすくなります。
洗浄液をアルカリにすると洗浄力は上がりますが、色も流れやすくなります。また、温度が高ければ高いほど、色も流れやすくなります。

フィックスⅡの注意点

安全に処理を行う為に、下記の注意事項は必ず守って下さい
フィックスⅡを直接衣類にかけないで下さい フィックスⅡが高濃度で衣類に付着すると、シリコン染みが発生します。
シリコン染みは、非常に取れにくいので、必ず洗浄液をよく撹乱してから衣類を入れてください。
同一浴中で他の洗剤とフィックスⅡを兼用しないで下さい
フィックスⅡは、カチオンなので、アニオン系の洗剤を使用できません。
前処理剤などを使用する時は、ノニオン・カチオン系前処理剤を使用して下さい。

フィックスⅡでも色が止まらない衣類

フィックスⅡは、今までの洗剤や水のみで洗浄するよりも色止めは効果的ですがそれでも色が止まらない衣類もあります。
その場合はアクア・MC(ウエット用洗剤)MC-ファイナルX(水用色どめ剤)のコンビが最強です。

プロとして染色が極めて弱い衣類は、必ずテストをしてから使用して下さい。
また、顔料染めの衣類には、効果はありません。
フィックスⅡは、酢酸などの色止めや水のみで洗浄するよりも遥かに色止め効果があります。
しかし、全ての衣類に完璧に色止めできる訳ではありません。
当たり前ですが、フィックスⅡでも色が流れる極めて染色の弱い衣類もあります。
この辺りの見極めは、むずかしい面もありますがプロとして極めて染色の弱い衣類などはテストをしてから処理を行って下さい。

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