夏の衣類は油・汗汚れ・塩分などを大量に含んでいる。通常のドライ洗浄では、油成分は除去できても水溶性に近い汗の成分・塩分はなかなか除去できず特にズボンなどはプレスするとパリパリになったりします。ドライクリーニングで水溶性の汚れを落とす方法として、「ソープに水を配合する方法」、「グリコール類を添加して洗浄力を向上させる方法」が主流です。松井化学としては、『塩分も除去できる水添加法』を採用しています。

 

水添加ソープの特徴として

 ⑴ソープ中に水分が存在しないと水溶性の汚れ特に塩分は落ちない

 ⑵ソープ中の水分量と汚れの除去量は比例する

 ⑶ソープ中に水分が可溶化していない場合には縮みや色なきの原因となる

 ⑷シワが多くなる

 ⑸逆汚染がひどくなる

 ⑹繊維の毛羽立ち、傷みがひどい、さらに夏物衣類においてはバッチのソープ添加量を多くする事により汗抜きドライにする事ができる。
以上の
ように水を使用した場合、繊維に対して悪影響を及ぼす懸念が大いに考えられる。これらの事をクリアーして同等の品質を確保する事が
大事

 

W・クリーン洗浄システムの考え方

 ドライクリーニングにおいて水溶性の汚れの除去は難しいと考えられていたが、適切な量の水分をソープに可溶化させる事で安全に水溶性の汚れの除去を可能としました。ドライクリーニングの洗いにおいて水溶性の汚れを落とすにはバッチ洗浄において洗剤濃度及び水分濃度を上げる必要があります。ただベースタンクの水分はできるだけ少ない方が良いです。そのため通常のフィルター交換及び新液追加時には水を含まないソープ「MC-セレクションB」が望ましい。洗い時間としては、バッチ洗い3分、すすぎ5分、脱液5分を基準としています。汗などの水溶性の洗浄力を高め、バッチ洗いを行い、より水溶性の洗浄力を高めているのでちょっとした水溶性の汗の汚れもドライクリーニングだけで取り除ける。あらゆる石油溶剤にたいしても高い溶解性をもち、べとつき感がないため、水洗をしたようなさらっとした仕上り、抗菌剤の効果による抗菌・消臭も可能。

 

 

石油ソープ 「W・クリーンCA-SP」 及び パーク用 「MC-PT」 の使用方法及び 「洗浄テスト結果」の詳細を記載しております。