漂白剤、漂白助剤のご紹介とグレードアップした「墨おとし」を販売します。
漂白剤「MC-スキットQ」、漂白助剤「Q-パワーアップ」「シミナックスα」をご紹介!
グレードアップした「墨おとし」を販売します!
夏の衣類は水洗いが主になる。水洗いは、ドライクリーニングと比べトラブルがおこりやすく技術を要する。
水洗いでの特長は、汗汚れ・タンパク・塩類を含む無機物を除去できること。また、漂白処理を用いて汚れを分解できる。
水洗いの難しさ | |
① | 移染、色なきが起こりやすい |
② | 型くずれしやすい |
③ | 風合いが変化する |
④ | 縮みが起こりやすい |
⑤ | 仕上げに手間がかかる |
水洗いは家庭でもできるがシミ、汚れの強いものを取ることは大変である。従ってクリーニング屋さんはこれらの汚れを除去し、きれいにすることが望まれる。
今回は水洗いの技術の主流となる漂白が安全または簡単にできる薬剤を紹介します。
おしゃれ着で全体的に黄変が強く、特にえり・脇の黄変が強いものに対しては「MC-スキットQ」が最適。「MC-スキットQ」は中性の過硫酸タイプの漂白剤で、中性の洗剤に添加し40℃~45℃でつけ込むだけです。色なきもしにくく脱色も少ないので安心して使用できます。でも、これできつい黄変が取れるとは限りません。その場合「ラストカット」でつけ込み酸処理することにより、かなりきれいになります。さらに脇の黄変が残る場合「シミナックスα」と過水(9:1)をスプレーし少し放置することにより漂白します。カビも放置による通常の条件で除去できます。また、全体にカビがある場合は1:1に混ぜたものを水で10倍に薄めスプレーし放置します。(黒カビや、こげ茶色のカビはオレンジ色を経てレモン色になり、そのあと無色化します)。
全体漂白、シミ抜きの漂白は酸化漂白と酸処理を組合わせるのがベストです。白物で漂白剤を強く使いたい場合は「Q-パワーアップ」と過酸化水素の組合せが最強です。
シミ抜きで一番困難なものは墨だと思われます。墨に関しては完璧なものは難しいですが、かなり性能アップしました。8月より「墨おとし」をグレードアップし販売致します。